発がん性物質


2006年10月27日、水道水質基準やWHOのガイドラインを越えたベンゼンが、アロエベラジュースから検出されていたことを発表。
判明は同年8月で、出荷停止したものの回収措置は取らず、理由として
「厚生労働省が人体に健康上の害はなく、安全と発表しているから。」
と発表しています。
厚生労働省は「リスク増大への寄与は少ないが、安心安全の確実な保障はない。」
と反論したそうです。

アロエは南国産の植物でとげとげな葉が特徴。神奈川県など日本国内でも採れます。
生命力がおう盛で環境さえしっかりと整備すれば比較的容易に繁殖できる。
やけどをはじめとする皮膚関係への治療を初めとし、さまざまな効用を持つ植物として、
最近(2006年)は特にアンチエイジング(老化防止)の分野でも人気を集めています。

当時、同社からジュース原液の加工などを委託されている長野県松本市の工場が8月、
自主検査で34ppbのベンゼンを検出。
混ぜると微量のベンゼンが生じる2種類の保存料が使われていたのが原因とみられる。
つまりアロエそのものに問題があったわけではないですね。
これを受けて工場現地の保健所と、FLPジャパン本社を所管とする保健所が8月と9月に
自主回収と製造や販売の自粛を要請したものの、FLP側では問題となる製品と
同一ラインで製造したジュースの出荷は止めたものの、その他の販売は継続しているという。

海外ブランド製品にはつきものの、製造販売の自粛要請です。

現在(2008年以降)は保存料の添加率を圧倒的に下げたため、日本の厳しい規制でも安全とされているそうです。

今、安全なことは十分理解出来ますが、当時の対応は良くなかったと思います!。

もし、今FLPのアロエを飲んでいたら、保存がきかないから、早めに飲んだほうが良いですね。